2012-03-29
中村正義展

練馬区立美術館で開催している『中村正義 変貌する絵画』展に、たまたまご縁があり行ってきました。
中村正義は日本画壇の風雲児と呼ばれた日本画家。
日本画というと、上村松園の序の舞とか、伊藤深水の美人画といった絵画がイメージされる。この日本画に対する固定観念で彼の絵を見ると、吃驚仰天!腰が抜けてしまいます。
何に対しても固定観念というのは良くない事です。芸術というのは自由な心で鑑賞するという事が大切です。

中村正義という画家は藝術とは「破壊」と考えていたのだろうか。見たものを見たままに表現するのではなく、自分の目に写るものを破壊させる事に真実を見出している。なんかそんな感じがしました。
一枚一枚の絵にものすごいエネルギーを感じた。
単に「赤」と言っても、色々な色があるけれど、
この人が選択する赤色や黄色、ピンクなど、すさまじい活力を感じる。いやいやエネルギッシュな絵ばかりだった。
本日のお題で一番お気に入りは、壇ノ浦合戦の場面が書かれた五枚の絵です。超大作だ。

さて、記念に何枚か絵ハガキ購入。
お気に入りの絵の断片があって嬉しかった。
寒山拾得の掛け軸・・・あの絵もお気に入りだったのですが、はがきになっていなかった。残念です。
エネルギッシュな作品に囲まれていたら、すっかり空腹になってしまいました。
近くのお蕎麦屋さんでランチでした♪ああ、食べすぎた^^

美術館の存在する中村橋は桜並木があるけれど、開花まではあともうちょっとですね。
やっぱり四月に入ってからなのかな・・・。
2012-03-25
2012-03-23
翁千歳三番叟
昨日の演奏会の『翁千歳三番叟』は変わった趣向のものだった。
前半の翁の部分を義太夫の『寿式三番叟』。後半が長唄の『翁千歳三番叟』と筝曲山田流の『翁千歳三番叟』を編曲して掛け合いの形式にしたものであった。
もともとは河東節の『翁千歳三番叟』があって、そこから長唄や筝曲に発展したようだ。
ふーん♪一つ物知りに^^
長唄等の三番叟は能の『翁』をベースに色々な曲に展開されている。
しかし、能が成立する以前から、五穀豊穣を願う郷土芸能としてあったものである。そして翁猿楽の様式をとどめているものが『式三番』なのだそうです。
翁は長の象徴。千歳は若者の象徴。そして、三番叟は農民の象徴なのだそうです。
さて、『式三番』はとても格調のあるものとされている。
決まり事が沢山あるんですね。例えば小鼓は三調でなければならない。真ん中にタテ小鼓。これを頭取と呼ぶ。両脇の小鼓はワキ小鼓で、下手側が胴脇と呼び、上手側が胴先と呼ぶ。
式三番に大皮も使うけれど、大皮が入るのは三番叟の部分からだそうです。ずっと待っているんですね。いやいやもっと可愛そうなのが太鼓。太鼓は式三番が終わって続けて上演される脇能から演奏するんですね。ずっとずっと待っていなくてはいけない。
昨日は翁の部分が義太夫で、笛と小鼓がお囃子を付けていた。式三番の形式に則っての演奏だと思う。
楽器を取る場所とか、締緒を外す場所とか、楽器に息を掛ける場所・・・。全部全部決まっているみたいですね。すごい♪と思いました。
こういった神事に近いものは、以前このブログでも書いた気がするんですが、
「女は穢れている」とされて、女性の演奏にあたっては一定の条件があったりしていたみたいです。
演奏ばかりか、女性が楽屋見舞いに来る自体ダメだったり、女性と同じ火を利用した食べ物を食べちゃいけないとか・・・。現代的感覚でいうと、女性蔑視!とんでもない!失礼極まりない!!という感じです。
もしかして、かたくなに「女性は」と思っている能楽師の方もいらっしゃるかも知れません。そんな方が昨日の舞台を見たら卒倒してしまいますね。長唄も地歌も筝曲も踊りも女性の出演者の方が多かった。
23区のはずれの田舎から、上野のお山までエッサエッサ。
特別企画の『翁千歳三番叟』を拝見しただけでも、エッサエッサと言った甲斐がありました。
前半の翁の部分を義太夫の『寿式三番叟』。後半が長唄の『翁千歳三番叟』と筝曲山田流の『翁千歳三番叟』を編曲して掛け合いの形式にしたものであった。
もともとは河東節の『翁千歳三番叟』があって、そこから長唄や筝曲に発展したようだ。
ふーん♪一つ物知りに^^
長唄等の三番叟は能の『翁』をベースに色々な曲に展開されている。
しかし、能が成立する以前から、五穀豊穣を願う郷土芸能としてあったものである。そして翁猿楽の様式をとどめているものが『式三番』なのだそうです。
翁は長の象徴。千歳は若者の象徴。そして、三番叟は農民の象徴なのだそうです。
さて、『式三番』はとても格調のあるものとされている。
決まり事が沢山あるんですね。例えば小鼓は三調でなければならない。真ん中にタテ小鼓。これを頭取と呼ぶ。両脇の小鼓はワキ小鼓で、下手側が胴脇と呼び、上手側が胴先と呼ぶ。
式三番に大皮も使うけれど、大皮が入るのは三番叟の部分からだそうです。ずっと待っているんですね。いやいやもっと可愛そうなのが太鼓。太鼓は式三番が終わって続けて上演される脇能から演奏するんですね。ずっとずっと待っていなくてはいけない。
昨日は翁の部分が義太夫で、笛と小鼓がお囃子を付けていた。式三番の形式に則っての演奏だと思う。
楽器を取る場所とか、締緒を外す場所とか、楽器に息を掛ける場所・・・。全部全部決まっているみたいですね。すごい♪と思いました。
こういった神事に近いものは、以前このブログでも書いた気がするんですが、
「女は穢れている」とされて、女性の演奏にあたっては一定の条件があったりしていたみたいです。
演奏ばかりか、女性が楽屋見舞いに来る自体ダメだったり、女性と同じ火を利用した食べ物を食べちゃいけないとか・・・。現代的感覚でいうと、女性蔑視!とんでもない!失礼極まりない!!という感じです。
もしかして、かたくなに「女性は」と思っている能楽師の方もいらっしゃるかも知れません。そんな方が昨日の舞台を見たら卒倒してしまいますね。長唄も地歌も筝曲も踊りも女性の出演者の方が多かった。
23区のはずれの田舎から、上野のお山までエッサエッサ。
特別企画の『翁千歳三番叟』を拝見しただけでも、エッサエッサと言った甲斐がありました。
2012-03-22
三浦正義退任記念演奏会
芸大の奏楽堂にて演奏会があった。
「三浦正義・・・誰???」
お囃子をやっている人でも、そう思う方がいるかも知れない。
しかし、芸名の望月太喜雄と言えば、
「ああ、あの人」と思う人が増えると思う。
望月流のベテラン演奏家の一人。長い間、芸大で教鞭を取られていて、今年度で教授職を退官されるそうです。つまり定年ですね。
華々しく新たなステップに送り出す事にふさわしい素敵な演奏会でした。
とにかく、奏楽堂の音響は素晴らしい。どの曲も最高によかったです。
『蜘蛛の拍子舞』
今藤政十郎氏は太喜雄氏のご子息。そんな彼がタテ三味線でした。
親子共演。DNAの域で呼吸がピッタリとした素敵なタマを拝聴しました。
我が師匠も太鼓で出演。タマからガラッとはんなりした場面展開。「こうだよね」と改めて確認。
長い曲ですが、飽きる事なく一杯勉強させていただきました。
楽しかった^^
『島の千歳』
東音会のベテラン勢がご出演。藤倉氏。。。つまり岡安晃三郎氏がワキ唄を務めていた。先日の温知会よりぜんぜん素晴らしかった。
ただ、毛氈が浅黄色を使っていたためか、その色が反射してみんなの顔色が真っ青に見えた。とくに病み上がりらしい藤倉氏・・・看護師的に「この人、だいぶ貧血が進んでいるみたいだけれど、呼吸苦しくないかしら」とか思っちゃう。水のイメージかもですが、、、うーん、顔色が・・・。
皆川健氏は七十代とは思えない綺麗な声ですね。藤倉氏も綺麗な声だ。
歳をとると、声質がどんどん低くなって綺麗でなくなるのに凄いです。
『翁千歳三番叟』
義太夫の『寿式三番叟』から始まって、筝曲と長唄の掛け合いで構成された『翁千歳三番叟』と舞台展開があった。山田流の萩岡松韻氏は琴の音色も姿も声も素晴らしい。まるで琴の申し子のような演奏家さんです。
いやいや、輝いていました。
この演目、師匠の太鼓も素晴らしかったですが、ワキの太鼓について望月庸子さんは凄いと思った。
フォームが師匠そっくりなのです。普段、彼女はああいう打ち方ではないのに・・・。
つまり、師匠のワキに付くという事でフォームを変えたと思うのですね。それってすごい事だと思います。
撥の高さ、担ぎ撥の担いだ方の撥の高さ・・・。本当に揃っていると美しいです。
いやいや、本来、弟子は師匠そっくりの姿でなくてはいけません。何せ師匠は鏡なのですから。
でも・・・私は師匠に全然にていません。
小鼓のフォームは、亡くなった師匠によく似ていると言われた事がありますが、それじゃあまずいでしょうと思ってフォームを崩した。今は誰にもにていない。
庸子氏・・・驚異ですは。
芸大の奏楽堂。よいホールですね。音響が最高です。
あんなところで演奏したいですね。
今さら芸大に行く訳にもいかず・・・
生まれ変わったのちに夢を果たしたいなぁと夢を持っています。
「三浦正義・・・誰???」
お囃子をやっている人でも、そう思う方がいるかも知れない。
しかし、芸名の望月太喜雄と言えば、
「ああ、あの人」と思う人が増えると思う。
望月流のベテラン演奏家の一人。長い間、芸大で教鞭を取られていて、今年度で教授職を退官されるそうです。つまり定年ですね。
華々しく新たなステップに送り出す事にふさわしい素敵な演奏会でした。
とにかく、奏楽堂の音響は素晴らしい。どの曲も最高によかったです。
『蜘蛛の拍子舞』
今藤政十郎氏は太喜雄氏のご子息。そんな彼がタテ三味線でした。
親子共演。DNAの域で呼吸がピッタリとした素敵なタマを拝聴しました。
我が師匠も太鼓で出演。タマからガラッとはんなりした場面展開。「こうだよね」と改めて確認。
長い曲ですが、飽きる事なく一杯勉強させていただきました。
楽しかった^^
『島の千歳』
東音会のベテラン勢がご出演。藤倉氏。。。つまり岡安晃三郎氏がワキ唄を務めていた。先日の温知会よりぜんぜん素晴らしかった。
ただ、毛氈が浅黄色を使っていたためか、その色が反射してみんなの顔色が真っ青に見えた。とくに病み上がりらしい藤倉氏・・・看護師的に「この人、だいぶ貧血が進んでいるみたいだけれど、呼吸苦しくないかしら」とか思っちゃう。水のイメージかもですが、、、うーん、顔色が・・・。
皆川健氏は七十代とは思えない綺麗な声ですね。藤倉氏も綺麗な声だ。
歳をとると、声質がどんどん低くなって綺麗でなくなるのに凄いです。
『翁千歳三番叟』
義太夫の『寿式三番叟』から始まって、筝曲と長唄の掛け合いで構成された『翁千歳三番叟』と舞台展開があった。山田流の萩岡松韻氏は琴の音色も姿も声も素晴らしい。まるで琴の申し子のような演奏家さんです。
いやいや、輝いていました。
この演目、師匠の太鼓も素晴らしかったですが、ワキの太鼓について望月庸子さんは凄いと思った。
フォームが師匠そっくりなのです。普段、彼女はああいう打ち方ではないのに・・・。
つまり、師匠のワキに付くという事でフォームを変えたと思うのですね。それってすごい事だと思います。
撥の高さ、担ぎ撥の担いだ方の撥の高さ・・・。本当に揃っていると美しいです。
いやいや、本来、弟子は師匠そっくりの姿でなくてはいけません。何せ師匠は鏡なのですから。
でも・・・私は師匠に全然にていません。
小鼓のフォームは、亡くなった師匠によく似ていると言われた事がありますが、それじゃあまずいでしょうと思ってフォームを崩した。今は誰にもにていない。
庸子氏・・・驚異ですは。
芸大の奏楽堂。よいホールですね。音響が最高です。
あんなところで演奏したいですね。
今さら芸大に行く訳にもいかず・・・
生まれ変わったのちに夢を果たしたいなぁと夢を持っています。
2012-03-22
東日本大震災復興支援長唄演奏会

昨日は、文化藝術振興協会主催の長唄演奏会が日本橋三越で開催された。
収益を震災で被害にあった福島県相馬市の教育委員会に寄付するそうだ。よい取組だと思う。
知人が、この演奏会に出演しているという事で夜勤明けの眠い目をこすって行ってきました。
第一部は『花見踊』と『越後獅子』。所謂プロの演奏家ではないお名取さんなど大勢のプログラムでした。
お囃子も華やかに大勢。『花見踊』は望月流。『越後獅子』は藤舎流でした。
そうとう舞台上が乾燥しているらしく小鼓はパスパスでしたね。お気の毒に。
いやいや、お囃子や三味線の方で正座が難しいために椅子で参加している方がいましたが、あれはいかがなものかと思いました。特にお囃子さん。椅子に座っちゃうと身長や体型によってすっぽり後ろの地方さんを隠しちゃう恐れがあります。いやいや、隠していましたよ。私の知人は三味線で前列に座っていましたが、前のお囃子さんが椅子に座っていたので、客席から頭しか見えなかった。
人間国宝のお二人は山台に穴を開けて椅子に座って演奏していますね。あれは人間国宝だからだと思います。
あのお二人がメインだからいいのです。でも、遠慮して穴を掘って、いかにも正座しているように工夫しているじゃないですか。大勢の出し物というのはみんながメインの舞台。人に迷惑かけちゃいけないよなぁ。
邦楽をやる人は膝を大切に。昔だったら、正座ができなくなったら引退なのですから。
私もメタボなので気を付けなくちゃ。
『越後獅子』の太鼓。太鼓地は一杯でした。一杯なのに洒落手を入れるのはあまり好ましい事ではないと思った。
『越後獅子』の太鼓地は大返しするので二杯ある。二度同じことをやるのはバカみたいなので、二杯目に洒落手を入れる。二回あるものが一回しかない時は一回目の基本の手を打つ方がよいと私は思う。
まあ、人の事だから言えるのですが。確かに、洒落手はカッコいいけれど、基本の手をしっかり打つ方が何倍もカッコいい。小手先のカッコよさに騙されちゃいけないよ。
第二部はプロの演奏家の方々の演奏でした。中堅の華々しいメンバー。オールスターという感じです。
『操り三番叟』
(唄)東音 大森多津子、他
(三味線)東音 岩田喜美子、他
(囃子)望月朴清、他
三番叟ものはとにかくお囃子がカッコいい。朴清氏は歌舞伎のお囃子方さんだけあって勉強になりました。
鈴の段の鈴地の掛け声。目から鱗で勉強になりました。
『角兵衛』
(唄)杵屋伊十衛、他
(三味線)日吉小暎、他
(蔭囃子)藤舎呂英、他
女流長唄演奏家のトップを歩む方々の演奏でした。蔭囃子だったのでちょっと残念でした。
粋で良い曲です。ついこの間、締め太鼓のお稽古の課題曲だったので御簾から聞こえるお囃子を耳ダンボで拝聴していました。
投げ節あたりで・・・夜勤明けの睡魔が!肝心要の四丁目の部分を聴き損ないました。
『楠公』
(唄)杵屋直吉、他
(三味線)杵屋佐吉、他
(囃子)望月朴清
直吉氏の唄に酔いしれ、小間蔵氏の美声に心打たれた素敵な演奏だった。
杵屋佐吉氏の三味線は淡々としているのに説得力のある音締だ。
『楠公』のお囃子。面白そうでいいなぁ。いつかお稽古したいなぁ。
楠木正成と正行との別れのシーン。つまり桜井の別れ。湊川の戦い敗れた正成は「帝のために、お前は身命を惜しみ、忠義の心を失わず、一族朗党一人でも生き残るようにして、いつの日か必ず朝敵を滅せ」と十一歳の正行に帝から拝領した菊水の紋の入った短刀を託して今生の別れのシーンである。あの部分は本当に泣ける。
後半の佐吉氏の大薩摩は派手ではないのですが聴き応えがあった。
紅一点で大皮を太左衛氏が演奏していた。小さな体にどこにそんなパワーがあるのだろうか。彼女の舞台を見るたびに思う。男性に混じっていても全くパワーは負けていない。カッコいいです。
『忍び車』
(唄)杵屋勝四郎、他
(三味線)杵屋勝三郎、他
この曲にはお囃子が入らない。つまり「聴かせる長唄」である。夜勤明けの睡魔・・・絶対に眠くなると覚悟して拝聴した。ところが杵屋勝四郎ワールドにすっかりはまった。
睡魔を撃退する彼の歌唱力は素晴らしいと思った。
『鷺娘』
(唄)今藤尚之、他
(三味線)今藤長十郎、他
(囃子)藤舎呂英、他
いつも歌舞伎などで活躍している今藤流の演奏家を従えてカッコいい演奏を聴かせてくれる今藤流のお家元。
今回も素晴らしい輝きを放っていた。
三味線弾きの家に生まれたのではなくて、三味線弾きになるべくしてこの世に生まれてきたのだろうなぁ。いつも彼女を見て思う。後半の地獄の責めの合方・・・よかった。
この舞台も紅一点で藤舎千穂氏が大皮を打たれていた。銀河鉄道999のメーテルに雰囲気がよく似ている。スラッと涼しげな彼女なのに、こうして男性に囲まれていてもか弱さをぜんぜん感じさせないのが不思議でならない。
太左衛氏が太陽の輝きなら、千穂氏は月の輝きという感じだなぁ。月の輝きは人を狂わせるほどのパワーがある。
対象的なお二人の女流演奏家の先生方。どちらも私の目標であります。
考えたら、帰宅して仮眠前に朝食を食べて以来何も食べていない。
お腹ペコペコ。
いつもの私なら、渋谷あたりでラーメンにドボンなのですが、
『相棒』の最終回。走りました。
前半はワンセグで拝見。電波状況が悪くなると画面が止まる。イライラしながら拝見。
及川君の後任は誰なのか。。。謎のままだ。
2012-03-19
温知会

本日は国立劇場で開催された温知会を拝聴に出かけました。
お囃子の師匠と、三味線の元師匠もご出演と言う事で、今日と言う日をとても楽しみにしていました。
けれど、会場に着いて吃驚。三味線の師匠は休演。ショック!(涙)
温知会のメンバーは昭和の時代から大活躍している名人ばかり。
私は十代の頃からこの演奏会に時々行っている。あの頃の私には「おじさん」に見えていた皆さんですが、きっと実年齢は今の私より若かった方もいらっしゃる気がします。演奏家としてバリバリの時代をずっと拝聴していました。
そして、近年になって・・・
超ベテランの域に入られた方々。時の流れを感じます。
小手先の小細工で楽しませる芸から、じっくり味わいのある芸で心からの感動を引き出してくれる。
今の温知会というのはそんな演奏会のように思います。
本日は
『月の巻』『外記猿』『時雨西行』『傾城』『賤機帯』
の五曲でした。
『月の巻』
(唄)貴音三郎助、他
(三味線)杵屋寒玉、他
(お囃子)藤舎呂船、他
寒玉氏の力強い三味線は未だ衰えず。歯切れのよい三味線の音締に心地よい気分でした。
ワキはご子息の勘五郎氏、トメにお孫さんの廣吉氏が並んでいた。
これぞ江戸の長唄というような歯切れのよい寒玉氏の芸を代々引き継いでほしいです。
『月の巻』のように上品だけれどコミックな曲のお囃子は難しいですね。
重くなってもいけないし、軽すぎてもいけない。「明るく上品に」が目指す世界ですね。
けっこう三味線ののりに緩急があるので難しそうですね。
この曲のお囃子はお稽古した事がありますが楽しかった記憶がありますが、きっと「お稽古」だからですね。
『外記猿』
(唄)杵屋彌十郎、他
(三味線)今藤政太郎、他
珍しくお囃子を入れない演奏でした。
最初の辻内のところの上調子。今藤流の手でしょうか?とても綺麗でお洒落な手がついているなぁと思った。
この唄い手さんは淡々と唄われる方という印象。本日も淡々と唄われていた。
淡々さに引き込まれて、睡魔が襲ってきた。考えてみたら、今日はちょっと寝不足だった。
そのために、いいところを聞き逃した気がする。
『時雨西行』
(唄)岡安晃三郎、他
(三味線)松永忠五郎、他
(お囃子)望月太喜雄、他
確か、ちょっと前の演奏会で晃三郎氏は休演だった。たぶん、御病気だったのでしょうね。病み上がりで少し御痩せになった感じ。そのためか、いつものパワーが感じられなかった。
眉毛まで白くなった忠五郎氏。ダンディーさがアップ♪
遊女が文殊菩薩に変身したという下りのお囃子はカッコいい。いつ聞いてもよいものだ。
『傾城』
(唄)杵屋東成、他
(三味線)貴音抄太郎、他
題名からして、『黒髪』とかそういったメリヤス系の曲想の曲かと思ったら、意外に明るくて吃驚した。
七変化の出し物の一つ。あの『供奴』なんかと一緒に上演された。
関西の東成氏は本日の主要メンバーの中では一番若いのでしょうね。まだ渋さよりもつやつやしたはじけるような芸が目立った。
最近の長唄界を見ると、大ベテランの方々の素晴らしい芸。そして若手のピチピチした芸の間にある中堅の芸が今一つ育ちきっていないように思う。スターは別として、そのスターを支えるわき役の人たちが育たないと長唄何てつまらない。ワキや三枚目に座る中堅な人にダイヤの輝きを感じる方が少ない。長唄の将来が心配だ。
そうそう、この曲のワキ三味線を務めていた東音の村尾慎三氏は見た目は地味ですが輝きのある中堅だと思う。
『賤機帯』
(唄)杵屋喜三郎、他
(三味線)杵屋五三郎、他
(お囃子)藤舎呂船、他
いぶし銀の芸を堪能した。ゆったりとした素敵な『賤機帯』でした。
私は師匠の『賤機帯』の太鼓が一番好きだ。しかし、師匠は前の『月の巻』と『時雨西行』の演奏で終了。
望月左武郎氏の太鼓だった。左武郎氏も好きなお囃子さんの一人ですが、いやいやこの曲だけは師匠の太鼓が良かったな。というか、左武郎氏の太鼓だったら『時雨西行』が聴きたかったな。
次回は十一月だそうです。楽しみです。

お昼ごはんを食べていなかったので、渋谷でラーメンの誘惑に負けてしまいました。
旭川のラーメンはコッテリしているんですね。美味しかった♪
2012-03-18
三月のお稽古@上げ浚い
あっけなく『角兵衛』と『四季の山姥』上がりました。
100%じゃなくて終わってしまった。はあ、反省・・・。
さて、来月はリクエストで・・・だって。どうしよう。
曲名が思い浮かばない。
太鼓は粋に表現豊かに打つ技術を求められる曲を勉強したい。
小鼓は、思い曲が続いたので、クルクルと手が回る曲を勉強したい。
でも、それらがどの曲で勉強できるか・・・思い浮かばない。
困ったなぁ。。。
さて、『角兵衛』について調べたら面白い事に出会った。
初演(江戸時代後半です)の時は、『舌だし三番叟』で踊っていた人が引き抜きで、角兵衛・鳥追い・いさみに変身してこの曲を踊ったのだそうです。
もともと常磐津との掛けいなんですが、日舞の演目で出される時は大概常磐津で出されねそうです。+今は鳥追いと角兵衛の二人が登場人物だそうです。
ところで、舌だし三番叟はモミだしから始まるので。現在は三番叟一人で踊る事が多いとか。
舌だしに三人の出演者が一番びっくりです。
さてさて、演奏にはただ打つだけではつまらないので、いろいろ色を付ける工夫が必要ですね。
装飾の勉強をしなければ。これぞセンス。曲を熟知していないと難しいですね。
勉強・とにかく勉強です。
100%じゃなくて終わってしまった。はあ、反省・・・。
さて、来月はリクエストで・・・だって。どうしよう。
曲名が思い浮かばない。
太鼓は粋に表現豊かに打つ技術を求められる曲を勉強したい。
小鼓は、思い曲が続いたので、クルクルと手が回る曲を勉強したい。
でも、それらがどの曲で勉強できるか・・・思い浮かばない。
困ったなぁ。。。
さて、『角兵衛』について調べたら面白い事に出会った。
初演(江戸時代後半です)の時は、『舌だし三番叟』で踊っていた人が引き抜きで、角兵衛・鳥追い・いさみに変身してこの曲を踊ったのだそうです。
もともと常磐津との掛けいなんですが、日舞の演目で出される時は大概常磐津で出されねそうです。+今は鳥追いと角兵衛の二人が登場人物だそうです。
ところで、舌だし三番叟はモミだしから始まるので。現在は三番叟一人で踊る事が多いとか。
舌だしに三人の出演者が一番びっくりです。
さてさて、演奏にはただ打つだけではつまらないので、いろいろ色を付ける工夫が必要ですね。
装飾の勉強をしなければ。これぞセンス。曲を熟知していないと難しいですね。
勉強・とにかく勉強です。
2012-03-18
前進座劇場に幕
今、身の回りで「残念」という感嘆な声があちらこちらから聞こえている。
前進座ホームページに「前進座劇場閉館のお知らせ」
前進座は武蔵野市に存在しますが、三鷹市井の頭と杉並区松庵、武蔵野市吉祥寺南との境目近くにある劇団です。
明治以降、西洋から新劇が入ってきて日本の演劇史を変えた。また共産主義・社会主義というものが上陸し演劇界にも影響。社会主義を背景においたプロレタリア演劇というものが日本演劇に影響を与えた。
昭和六年。四代目河原崎長十郎・三代目中村翫右衛門・五代目河原崎国太郎・五代目嵐芳三郎・六代目瀬川菊之丞・藤川八蔵・坂東調右衛門等が松竹から脱退し、市村座にて新しい演劇・歌舞伎を目指して旗揚げした。これが前進座だ。のちのちこの武蔵野に多くの前進座関係者が住まいして、このあたりは“前進座村”と呼ばれた事もあったそうだ。
1982年に松本清張等の支援者の協力を得て前進座劇場誕生。十月に杮落しされた。
以降、劇団の興業だけではなく、他の劇団の演劇興行や邦楽関係および日本舞踊等の演奏会・お浚い会・リサイタルなどなどにこの劇場は使われてきた。
その劇場が、来年の一月の公演を最後に閉館してしまう。
私は幼少から二十代半ばまで三鷹市井の頭に住んでいた。
前進座は地元の劇団という意識を子供の頃からあって親しみを持っていました。
そんな劇団の劇場が無くなってしまうのは寂しい事です。
さて、東京には数々の邦楽演奏会を開催できるホールがありました。
けれど、需要が少ないというのもあるでしょう。また、建物が老朽化もあるでしょう。
どんどん姿を消しているのが寂しい限りです。
この前進座劇場もそういった目的で使用できるホールでした。
また一つ燈火が消えちゃう。
邦楽人としても、とっても残念で仕方がありません。
ちなみに譲渡される病院。子供の頃に二回ほど入院した事があります。かなりやり手の経営者で小さな診療所から今の規模まで育て上げた。たぶん、病院の名前が変わったので世代交代があったと思われますが・・・更に拡張ですか。すごい事です。
でも、あまり受診したいと思わない病院ですね。二回も子供の時にお世話になってますがね。。。
前進座ホームページに「前進座劇場閉館のお知らせ」
前進座は武蔵野市に存在しますが、三鷹市井の頭と杉並区松庵、武蔵野市吉祥寺南との境目近くにある劇団です。
明治以降、西洋から新劇が入ってきて日本の演劇史を変えた。また共産主義・社会主義というものが上陸し演劇界にも影響。社会主義を背景においたプロレタリア演劇というものが日本演劇に影響を与えた。
昭和六年。四代目河原崎長十郎・三代目中村翫右衛門・五代目河原崎国太郎・五代目嵐芳三郎・六代目瀬川菊之丞・藤川八蔵・坂東調右衛門等が松竹から脱退し、市村座にて新しい演劇・歌舞伎を目指して旗揚げした。これが前進座だ。のちのちこの武蔵野に多くの前進座関係者が住まいして、このあたりは“前進座村”と呼ばれた事もあったそうだ。
1982年に松本清張等の支援者の協力を得て前進座劇場誕生。十月に杮落しされた。
以降、劇団の興業だけではなく、他の劇団の演劇興行や邦楽関係および日本舞踊等の演奏会・お浚い会・リサイタルなどなどにこの劇場は使われてきた。
その劇場が、来年の一月の公演を最後に閉館してしまう。
私は幼少から二十代半ばまで三鷹市井の頭に住んでいた。
前進座は地元の劇団という意識を子供の頃からあって親しみを持っていました。
そんな劇団の劇場が無くなってしまうのは寂しい事です。
さて、東京には数々の邦楽演奏会を開催できるホールがありました。
けれど、需要が少ないというのもあるでしょう。また、建物が老朽化もあるでしょう。
どんどん姿を消しているのが寂しい限りです。
この前進座劇場もそういった目的で使用できるホールでした。
また一つ燈火が消えちゃう。
邦楽人としても、とっても残念で仕方がありません。
ちなみに譲渡される病院。子供の頃に二回ほど入院した事があります。かなりやり手の経営者で小さな診療所から今の規模まで育て上げた。たぶん、病院の名前が変わったので世代交代があったと思われますが・・・更に拡張ですか。すごい事です。
でも、あまり受診したいと思わない病院ですね。二回も子供の時にお世話になってますがね。。。
2012-03-15
三度目の正直@梅が咲いた♪
三度目の正直。井の頭公園の梅がやっと咲いた。桜の前に咲いてよかったね。

今日は吉祥寺に用事があったので途中下車の散歩だ。
今日も長閑な良い天気。お散歩日和でした。
最近、井の頭公園は大昔の綺麗な池を目指して整備しているらしい。
そうそう、小学校の頃。用務員のおじさんが「子供だった頃はあの池で水泳をやった」というのを聞いて吃驚したのを思い出した。そんな時代の池を目指しているんですかね。

本当に亀とかスッポンというのはどこにでもよじ登って甲羅干しをするものなんですね。
写真では三匹しか写っていませんが、あと二、三匹いて、みんな同じ方向を向いて首を伸ばしていた。何か意味があるのだろうか?!不思議な光景でした。


やっと白梅が咲いた。紅梅は満開でしたね。
ついでにレンギョウも咲いてピンクに白に黄色と春らしい色彩でめを楽しませる事ができた。

さて、梅が咲いたら次は桜。何気に花を咲かせる準備をしているのかなぁ。桜の鼓動を感じたけれど、見た感じは「本当にあと二週間ほどで咲くの???」という感じでした。
公園の猫ちゃんも、春を待ちわびているようです。
おーい♪春よ早く来~ォい^^

今日は吉祥寺に用事があったので途中下車の散歩だ。
今日も長閑な良い天気。お散歩日和でした。
最近、井の頭公園は大昔の綺麗な池を目指して整備しているらしい。
そうそう、小学校の頃。用務員のおじさんが「子供だった頃はあの池で水泳をやった」というのを聞いて吃驚したのを思い出した。そんな時代の池を目指しているんですかね。

本当に亀とかスッポンというのはどこにでもよじ登って甲羅干しをするものなんですね。
写真では三匹しか写っていませんが、あと二、三匹いて、みんな同じ方向を向いて首を伸ばしていた。何か意味があるのだろうか?!不思議な光景でした。


やっと白梅が咲いた。紅梅は満開でしたね。
ついでにレンギョウも咲いてピンクに白に黄色と春らしい色彩でめを楽しませる事ができた。

さて、梅が咲いたら次は桜。何気に花を咲かせる準備をしているのかなぁ。桜の鼓動を感じたけれど、見た感じは「本当にあと二週間ほどで咲くの???」という感じでした。
公園の猫ちゃんも、春を待ちわびているようです。
おーい♪春よ早く来~ォい^^
2012-03-11
三月二回目のお稽古@あれから一年・・・そして宮本の火事
未曾有の被害を生んだ震災から早や一年。
体験のしたことのない大揺れ+長時間。死の恐怖を味わいました。
こうして今もお囃子を続けていられる事がとっても幸せな事と思います。
さて今日もあの時のように穏やかな昼間でした。
あの時、まさかあんな災害が起きるなんて思いもしませんでしたよ。
お稽古の方は先日の続き。
「小鼓が大学生なら太鼓は中学生」
「同じ人が太鼓を打っているように見えない」
まあ、とにかく散々言われてしまいました。
本当に、嫌いではないのですがね。。。締め太鼓。なかなか上手になれないですね。
フォームも悪ければ、自信のなさオーラが前身からメラメラと放っているようです。
確かに、小鼓を構える時と太鼓を構える時。ぜんぜん気分が違う気がします。
小鼓を構える時は、スーッと流れている音楽の世界に溶け込める気分というか・・・。
でも、太鼓を構えた時はぜんぜん違う。私が私という姿で今の場所で打っているという気分です。
何でかな?分からない。
まあとにかく細撥の時はつけ撥に注意。巻き舌のようなリズムにならないよう気を付けなければ。
間に合わないから、落ちないように頑張っちゃうからこけちゃう。
手が回るためには練習あるのみ。なんだけどね・・・はあ(溜)
いいわけではないけれど、今年に入って超人手不足で大忙し。そうでなくてもキツキツの職場なのにインフルエンザでバタバタ。「なんじゃこりゃ」の日々のメンバー。もう疲労絶好調。
一応、日々の練習は欠かしていないが・・・
練習にぜんぜん身が入っていない。疲れに完敗している。
ダメダメと日々反省しているんですが、反省なんて猿でもできる。
頑張って、きちっと練習しなくちゃな。
ぜんぜん関係ないが、いつも小鼓の調べなど購入している、老舗の宮本卯之助太鼓店が火事になったとか。
四階の太鼓資料館がやられたとか。太鼓館には世界中から集めた貴重な楽器がいっぱいあるのになぁ。ああ、大変だ。
商品も高価なものばかりですし・・・見た目以上の損失だろうな。
出火原因はなんでしょうね。
体験のしたことのない大揺れ+長時間。死の恐怖を味わいました。
こうして今もお囃子を続けていられる事がとっても幸せな事と思います。
さて今日もあの時のように穏やかな昼間でした。
あの時、まさかあんな災害が起きるなんて思いもしませんでしたよ。
お稽古の方は先日の続き。
「小鼓が大学生なら太鼓は中学生」
「同じ人が太鼓を打っているように見えない」
まあ、とにかく散々言われてしまいました。
本当に、嫌いではないのですがね。。。締め太鼓。なかなか上手になれないですね。
フォームも悪ければ、自信のなさオーラが前身からメラメラと放っているようです。
確かに、小鼓を構える時と太鼓を構える時。ぜんぜん気分が違う気がします。
小鼓を構える時は、スーッと流れている音楽の世界に溶け込める気分というか・・・。
でも、太鼓を構えた時はぜんぜん違う。私が私という姿で今の場所で打っているという気分です。
何でかな?分からない。
まあとにかく細撥の時はつけ撥に注意。巻き舌のようなリズムにならないよう気を付けなければ。
間に合わないから、落ちないように頑張っちゃうからこけちゃう。
手が回るためには練習あるのみ。なんだけどね・・・はあ(溜)
いいわけではないけれど、今年に入って超人手不足で大忙し。そうでなくてもキツキツの職場なのにインフルエンザでバタバタ。「なんじゃこりゃ」の日々のメンバー。もう疲労絶好調。
一応、日々の練習は欠かしていないが・・・
練習にぜんぜん身が入っていない。疲れに完敗している。
ダメダメと日々反省しているんですが、反省なんて猿でもできる。
頑張って、きちっと練習しなくちゃな。
ぜんぜん関係ないが、いつも小鼓の調べなど購入している、老舗の宮本卯之助太鼓店が火事になったとか。
四階の太鼓資料館がやられたとか。太鼓館には世界中から集めた貴重な楽器がいっぱいあるのになぁ。ああ、大変だ。
商品も高価なものばかりですし・・・見た目以上の損失だろうな。
出火原因はなんでしょうね。
2012-03-10
ザ・パシフィック
![]() | 【通常版】 THE PACIFIC / ザ・パシフィック コンプリート・ボックス [DVD] (2011/07/15) ジョー・マゼロ、ジェームズ・バッジ・デール 他 商品詳細を見る |
ガダルカナル島の戦線から沖縄戦(日本降伏)まで、米軍海兵隊員として戦地で戦う三人の若者にスポットライトがあてられた実話。
テレビ映画で全部で十話。しかし、テレビ映画といって馬鹿にしてはいけない。
総製作費が二億七千万ドル以上。
総指揮官に、トム・ハンクスやスティーヴン・スピルバーグなどが関わっている。
ものすごい贅沢なテレビ映画。エミー賞八部門を受賞も当然でしょうという作品です。
大半が戦場の場面で血なまぐさい。ややリアルで衝撃的。
純粋な青年たちが勇ましく本国を飛び立つ。そして、戦場に出て・・・変わっていく。
国同士の戦争は単純に勝った負けたかも知れませんが、
兵隊として戦った若者たちの心のダメージは両国ともに計り知れないものであろうなと思う。
結果的に日本が負けた戦争。多くの日本兵が犠牲になった。でも、アメリカの兵士たちも本国から遠く離れた土地で多くの命が散っている。
戦争なんて、ただただ残酷なものですね。
遠い昔の時代のものに思えますが、我が父母が子供時代の話なんですよね。
そうそう、私が子供の頃、防空壕の残骸があったりしたものです。
広島と長崎に原子爆弾が落とされて、世界唯一の被爆国。あの残酷さに、もう二度と核戦争をしてはならないと日本は率先して訴えてきたけれど、皮肉な事に原発が爆発してまたまた被爆国に。あれから一年。
終息どころか、放射能がどんどん広がっているんだろうな。
2012-03-07
やっぱり・・・まだ(汗)

先日は空振りでしたので、今日こそはと張り切って井の頭公園に。
超小規模の梅林ですが、毎年この時期には、可憐な花で目を楽しませてくれる。
しかし、今年は寂しい限りです。どうしたのでしょうか???
相変わらず水仙だけが、元気に春の訪れを告げていました。

そうそう、面白い風景を見つけました。「梅に鶯」いやいや「梅に蓑虫」でした。
寒いイメージの蓑虫と梅はアンマッチな気がするのですが、面白いですね。

この近辺で育った私。
デートスポットというと、この井の頭公園でした。
甘い思い出・・・はははっ(^o^)>
あったような気がします。
でも、ここのボートに愛しい君と乗ると悲恋に終わるとか言われていました。
弁天様がやきもちを焼くからなのだそうですが・・・本当かしら?
アツアツのカップル発見♪とってもいい感じのカップルです。
あまり仲良くラブラブしていると弁天様に焼きもち焼かれちゃいますよ♪

さて、公園から吉祥寺に。
ランチはホウレンソウと貝柱のペペロンチーノ。美味しかった♪これにコーヒーとサラダで600円。安い。
エコノミーコースのこのレストラン。近頃のお気に入りです

おまけ♪
さて、この写真から小鳥をさがしてみましょう♪どこかな~♪

2012-03-04
久々の仕事のちお稽古
今年に入って、
公休とお稽古日が上手くマッチしていて、仕事のちお稽古はなかったんですが・・・。
介護士の一人が週末にインフルエンザにかかり出勤停止になったために、現場は現在大混乱。
それでなくても、現在、ギリギリぎっちょんのスタッフ数。十月から年末にかけて続々と退職してしまって、ありえないほど、看護師も介護士もいないのです。
ですから、一人休まれると大変な事に。代役を立てる事ができないので、一人欠員のまま一日が過ぎるのです。
たった一人。されど一人で大きいのです。週末に上司が「みんな残業してなんとか調整して」と言っていた。。。
えっ!日曜日はお稽古なのに!!!残業なんて困ります。
もうずっと週末はブルー。昨日の休日もブルーでした。絶対残業なんてしてたまるか。もし、残業なんてなったら、本日無駄になったレッスン料をインフルエンザになった奴に請求してやる!!!
しかし、私は仕事が早いのが売りでした。さっさっと一つ一つのお仕事を計画的にクリア。全体的にみんなが残業にならないようにクリア。でも、いつもの倍速で働いたので疲れた。
インフルエンザ介護さんの欠員のために遅番が一欠。そのために日勤の介護士が残業で決定!しかし、九時から二十時半までの勤務。頭脳でなく肉体労働なので大変だ。
無事にお稽古に行くことができました。良かった♪
さて、無事にお稽古場到着♪
足が浮腫んでいるせいですかね。足がよくしびれます。
太鼓は『角兵衛』に入りました。
『角兵衛』は基本的に、入りとお終いが合って入ればどう打っていてもOKとか。
そういう曲は難しい。教わる方も教える方も難しいので、
お稽古に不向きな曲らしい。
手組は単純。
「ここは宮神楽、ここは宮聖天・・・」こんな感じだけれど、曲想に合わせながらアンモンして手組が成立する。
「あんもん」つまり帳尻を適当に合わせるというのが難しい。
小鼓は『四季山姥』に入りました。
四季の山姥の冒頭は「山の三重」と言われる手で始まる。つまり山奥。山奥のお囃子というと「一声」。
この曲も、月並みに「一声」で始まる。しかし、笛がないし超短い。一声もどきですね。
ところで、
「山の三重」があるなら、「海の三重」があるでしょ♪
あるんですね。「海の三重」は『新曲浦島』です。ああ、あの曲も冒頭のお囃子は「一声」だ。
さて、今月から太鼓も小鼓も新曲♪楽しいルンルン♪
公休とお稽古日が上手くマッチしていて、仕事のちお稽古はなかったんですが・・・。
介護士の一人が週末にインフルエンザにかかり出勤停止になったために、現場は現在大混乱。
それでなくても、現在、ギリギリぎっちょんのスタッフ数。十月から年末にかけて続々と退職してしまって、ありえないほど、看護師も介護士もいないのです。
ですから、一人休まれると大変な事に。代役を立てる事ができないので、一人欠員のまま一日が過ぎるのです。
たった一人。されど一人で大きいのです。週末に上司が「みんな残業してなんとか調整して」と言っていた。。。
えっ!日曜日はお稽古なのに!!!残業なんて困ります。
もうずっと週末はブルー。昨日の休日もブルーでした。絶対残業なんてしてたまるか。もし、残業なんてなったら、本日無駄になったレッスン料をインフルエンザになった奴に請求してやる!!!
しかし、私は仕事が早いのが売りでした。さっさっと一つ一つのお仕事を計画的にクリア。全体的にみんなが残業にならないようにクリア。でも、いつもの倍速で働いたので疲れた。
インフルエンザ介護さんの欠員のために遅番が一欠。そのために日勤の介護士が残業で決定!しかし、九時から二十時半までの勤務。頭脳でなく肉体労働なので大変だ。
無事にお稽古に行くことができました。良かった♪
さて、無事にお稽古場到着♪
足が浮腫んでいるせいですかね。足がよくしびれます。
太鼓は『角兵衛』に入りました。
『角兵衛』は基本的に、入りとお終いが合って入ればどう打っていてもOKとか。
そういう曲は難しい。教わる方も教える方も難しいので、
お稽古に不向きな曲らしい。
手組は単純。
「ここは宮神楽、ここは宮聖天・・・」こんな感じだけれど、曲想に合わせながらアンモンして手組が成立する。
「あんもん」つまり帳尻を適当に合わせるというのが難しい。
小鼓は『四季山姥』に入りました。
四季の山姥の冒頭は「山の三重」と言われる手で始まる。つまり山奥。山奥のお囃子というと「一声」。
この曲も、月並みに「一声」で始まる。しかし、笛がないし超短い。一声もどきですね。
ところで、
「山の三重」があるなら、「海の三重」があるでしょ♪
あるんですね。「海の三重」は『新曲浦島』です。ああ、あの曲も冒頭のお囃子は「一声」だ。
さて、今月から太鼓も小鼓も新曲♪楽しいルンルン♪
2012-03-03
都民芸術フェスティバル
・・・に参加している邦楽演奏会に行く。
まあ、とにかく盛りだくさんの演奏会。私は第二部にいったのですが、一中節もあれば義太夫も常磐津も清元もという感じ。お腹いっぱいの演奏会でした。
長唄と清元以外は、舞踊の会などでなければお目にかからない演目ばかり。ワクワクドキドキでした。
舞踊の会の時は、舞踊やお囃子が入っているので、同じ曲でもぜんぜん別物。退屈しないのですが・・・。何気に眠くなるかな(汗)
予想的中。かなり眠かったです。
一中節『廓の寿』
人形町あたりにあった吉原が振袖火事で焼失。廓は現在の浅草に移転。新吉原と呼ばれた。
その新吉原の情景を唄ったものらしい。
人間国宝の宇治紫文氏の浄瑠璃。さすが味わいのある語りだった。
三味線。すごっく芝居っ気たっぷりで演奏されていたけれど、緊張されていたのかしら。何気に固かった感じ。
長唄は、淡々と三味線を弾くように指導される。この三味線の方のように表情や行動で表現を加えると「行儀が悪い」と怒られたものである。
でも、一中節は全身で音楽を表現しなさいと指導されるのかも知れない。
ジャンルが変われば、こういった奏法も変わるのでしょう。
義太夫『傾城阿波の鳴門』
十郎兵衛住家の段の後編。有名なお話なのでストーリーはカット。女義さんがたの演奏だった。
十郎兵衛役をやられた方の熱演だった。
ストーリーに感動して、涙が出そうだった。
新内『関取千両幟』
全体的なバランスがよく素敵な演奏だった。けれど、とにかく長い。「たった三行語るのに何分かかるの?」くらいに長かった。途中、なんどか睡魔に襲われた。
常磐津『関の扉』
けっこう長い曲なので、本日は小町桜の精が墨染という傾城に化けて出て来る部分からの演奏だった。
女流の方々の熱演でした。特に、墨染役のタテの方はずっと唄いっぱなし。けっこうご高齢に見受けられたけれど・・・凄いなぁと思った。
清元『鳥刺し』
舞踊で何度か観ている。けっこう伴奏だけでも十分に楽しめる曲だと思った。
他のジャンルは舞踊会以外では馴染のない曲で、楽しみ方が分からなくて戸惑っている自分がいた。とっても疲れた。
だから、聴きなれている清元が登場してホッとした。
都山流尺八本曲『霜夜』
ちょっと退屈だった。尺八の音色。。。私はあまり好きではない。
尺八の世界には女性がいないと聞いたことがあるんですが、女性の演奏家の方が混じっていて吃驚した。
女袴姿。可愛い♪
長唄『靱猿』
五三郎先生の演奏。唄は喜三郎氏であった。どちらも人間国宝ですね。
お囃子は藤舎流のお家元率いる一門の方々でした。
御年、九十三歳。それであれだけの演奏ができるのがすごい。ワキ三味線の方。あまり演奏会ではお目に掛らないが、杵五の記念演奏会みたいなのによくお手伝いされている方だ。今日、ご子息は東音会にご出演。そのためにこの方がワキ三味線を務められたのかな???
でも、呼吸が今一つあっていなかったよなぁ。やっぱり、五三郎先生の呼吸を熟知しているご子息とか、上調子を勤められていた五三吉先生だよなぁと思いつつ拝聴していた。
三味線の一の糸巻の調子が悪かったようで・・・ずっと調節しまくっていた。
超高齢になられた五三郎先生。拝聴するたびに味わいが増していく。まだまだ進化し続けているのですね。
いつまでもお元気で。次回、どこかで演奏を拝聴できることを楽しみにしています。

国立劇場のお庭の梅は一分咲きくらいでした。今年は梅が遅いです。
まあ、とにかく盛りだくさんの演奏会。私は第二部にいったのですが、一中節もあれば義太夫も常磐津も清元もという感じ。お腹いっぱいの演奏会でした。
長唄と清元以外は、舞踊の会などでなければお目にかからない演目ばかり。ワクワクドキドキでした。
舞踊の会の時は、舞踊やお囃子が入っているので、同じ曲でもぜんぜん別物。退屈しないのですが・・・。何気に眠くなるかな(汗)
予想的中。かなり眠かったです。
一中節『廓の寿』
人形町あたりにあった吉原が振袖火事で焼失。廓は現在の浅草に移転。新吉原と呼ばれた。
その新吉原の情景を唄ったものらしい。
人間国宝の宇治紫文氏の浄瑠璃。さすが味わいのある語りだった。
三味線。すごっく芝居っ気たっぷりで演奏されていたけれど、緊張されていたのかしら。何気に固かった感じ。
長唄は、淡々と三味線を弾くように指導される。この三味線の方のように表情や行動で表現を加えると「行儀が悪い」と怒られたものである。
でも、一中節は全身で音楽を表現しなさいと指導されるのかも知れない。
ジャンルが変われば、こういった奏法も変わるのでしょう。
義太夫『傾城阿波の鳴門』
十郎兵衛住家の段の後編。有名なお話なのでストーリーはカット。女義さんがたの演奏だった。
十郎兵衛役をやられた方の熱演だった。
ストーリーに感動して、涙が出そうだった。
新内『関取千両幟』
全体的なバランスがよく素敵な演奏だった。けれど、とにかく長い。「たった三行語るのに何分かかるの?」くらいに長かった。途中、なんどか睡魔に襲われた。
常磐津『関の扉』
けっこう長い曲なので、本日は小町桜の精が墨染という傾城に化けて出て来る部分からの演奏だった。
女流の方々の熱演でした。特に、墨染役のタテの方はずっと唄いっぱなし。けっこうご高齢に見受けられたけれど・・・凄いなぁと思った。
清元『鳥刺し』
舞踊で何度か観ている。けっこう伴奏だけでも十分に楽しめる曲だと思った。
他のジャンルは舞踊会以外では馴染のない曲で、楽しみ方が分からなくて戸惑っている自分がいた。とっても疲れた。
だから、聴きなれている清元が登場してホッとした。
都山流尺八本曲『霜夜』
ちょっと退屈だった。尺八の音色。。。私はあまり好きではない。
尺八の世界には女性がいないと聞いたことがあるんですが、女性の演奏家の方が混じっていて吃驚した。
女袴姿。可愛い♪
長唄『靱猿』
五三郎先生の演奏。唄は喜三郎氏であった。どちらも人間国宝ですね。
お囃子は藤舎流のお家元率いる一門の方々でした。
御年、九十三歳。それであれだけの演奏ができるのがすごい。ワキ三味線の方。あまり演奏会ではお目に掛らないが、杵五の記念演奏会みたいなのによくお手伝いされている方だ。今日、ご子息は東音会にご出演。そのためにこの方がワキ三味線を務められたのかな???
でも、呼吸が今一つあっていなかったよなぁ。やっぱり、五三郎先生の呼吸を熟知しているご子息とか、上調子を勤められていた五三吉先生だよなぁと思いつつ拝聴していた。
三味線の一の糸巻の調子が悪かったようで・・・ずっと調節しまくっていた。
超高齢になられた五三郎先生。拝聴するたびに味わいが増していく。まだまだ進化し続けているのですね。
いつまでもお元気で。次回、どこかで演奏を拝聴できることを楽しみにしています。

国立劇場のお庭の梅は一分咲きくらいでした。今年は梅が遅いです。
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